今日の裕翔くんに会えるのは今日だけだから

なんか2016/1/11に書いてた下書き発見したから更新しとくわ……。なんだこれ……。「今の裕翔くんの大切さ」みたいなのを語ってるんだけど、いや全然無理だわ…。吉田羊事件後の裕翔くんよりは前の裕翔くんのがいいわ……。この頃は吉田羊事件が起こるだなんて微塵も思ってなかったんだろうな…。この頃のわたしがなんかかわいそうだ………。なにこのポエムつら………。

 
ここから残ってた文↓
 
 
これは、また、ピンクとグレーの感想というにはちょっと違う気もする感じの記事になると思うんだけど。ちょっとポエミーかもしれないから、苦手な人は注意してね。
 

ピンクとグレーを見て思ったのは、もう、あの頃の裕翔くんじゃないってこと。あの頃っていうのは曖昧で、自分でもいつを指すのかよく分かってない。でも、今の裕翔くんが私が1番熱狂的に好きだった裕翔くんじゃなくなったのは確実。今より全然JUMPにお金使ってないし、WSまで録画してないし、情報にも疎かったけど、それでも気持ち的には今の比じゃないぐらい全力で裕翔くんが大好きだった。応援しなきゃって思ってた。
応援してると、本当に裕翔担が少なくて、裕翔くんに全然仕事がなくて、NYCができて、やまゆと仲悪くて、MCではシーンってなって、辛いこともいっぱいだったけど、やっぱり私はあの頃の裕翔くんが好きだったんだと思う。支えてあげなきゃ精神?みたいなのもあったのかもしれない。でもあの頃は全然全力で裕翔くんを好きな時期ってことに気付いてなくて。将来的に裕翔くんはもっとずっと魅力的な人になって、そしたら私の好きは加速し続けるものだとばかり思ってた。だから、そのときの裕翔くんの重要性を認識できてなかった。
そして、ずっと「もっと前から裕翔くんのファンだったらよかったのに」って思ってた。
 
私がファンになった頃は、デビュー出以降のJUMP担は新規って言われてて。Jr.時代からのファンじゃないと新規だって。だから、私は新規だったし、いつまで新規なんだろうってずっと思ってた。たぶん今でも新規なんじゃないかな(笑)
 
私はジャニオタになる前から、忍たまのエンディングも歌えたし、なんなら毎月りぼんのヤーヤーヤーがやってくるもずっと読んでたし薮くんが好きだった。ごくせんからの野ブタ。をプロデュースで亀梨くんにどハマりして、担当という制度すら知らなかったけど初めてMyojoを買ったりもした。母親に連れられてSMAPのコンサートにも行った。友達の家には山Pのサインボールがあったし、その友達は探Qで山田が好きだった。友達のお姉ちゃんはみんなYJ担だった。
つまり、私の周りには、ジャニーズが無かったわけじゃない、むしろ普通と比べれば身近にある方だった。ていうかそもそも野ブタ。をプロデュースに裕翔くんは出てるし、その時買ったMyojoに裕翔くんは載ってた。でも、その時の私は気付けなかった。
だから、ジャニオタになってからは、その時気付いてたら古株になれたのにってずっと思ってた。私はどうしても古株になりたかったらしい。いくら昔のDVDを見て情報を調べて色んな知識を頭に入れても、その時のリアルタイムでオタクをやってた人たちみたいな感想は手に入らない。だから本当に古株が羨ましかった。裕翔くんが22歳になった今でも、小学生の裕翔くんを知らなかったことをちょっとだけ後悔してる。
 
でも、そうやって昔の裕翔くんばかりに目を向けていると、今の裕翔くんの大切さに気付けないなって思う。ちゃんと考えれば、自分がリアルタイムで応援できる今の自担が1番大切だって分かるのに。ピンクとグレーもまた、21歳の裕翔くんで、今の裕翔くんとはちょっと違うわけだけれど。
 
ピンクとグレーの裕翔くんは、もう、昔の裕翔くんじゃなかった。
ギターを弾いて歌ってた。圭人にギターも習い始めたんだ!と言ってた裕翔くんじゃない。
菅田くんと仲良しって言ってた。友達がいない裕翔くんじゃない。
歯並びが綺麗だった。ちょっと歯並びの悪い裕翔くんじゃない。
立派に人を殴ってるように見えた。ガリガリで胸筋がないのを気にしてる裕翔くんじゃない。
滑舌がよかった。うにゃうにゃ喋ってた裕翔くんじゃない。
ディープキスしてた。シェアハウスの恋人でキスが提供で隠れてた裕翔くんじゃない。
セックスしてた。Hey!Say!ワーズの台詞にガチ照れしてた裕翔くんじゃない。
 
当たり前だけど、裕翔くんは成長してる。私はいつまでも自分が1番好きだった頃の裕翔くんを、今の裕翔くんの中に見出そうとしてた。そして裕翔くんはずっとあの頃のままだって思ってた。でも、ピンクとグレーでまざまざと感じた違和感。私が知ってる裕翔くんじゃない。いや、知ってたはずだけど、知ってたはずなのに、あの頃のことばかりにとらわれて見ようとしてなかった裕翔くんの成長。
今思えば、私が1番裕翔くんを好きだったあの頃の私は、熱狂的に好きだった分、自分がファンになる前の裕翔くんを知るのに本当に必死だった。
 
なのにピンクとグレーを見た私は、自分が1番好きだったあの頃の裕翔くんが懐かしくて仕方がない。もっとあの頃ちゃんと裕翔くんを見ておけばよかった。記憶に残しておけばよかった。自分がファンになる前の裕翔くんの情報なんて、その気になればいつでも調べられる。でも、自分がファンになった後の裕翔くんへの気持ち、感情、記憶は、自分にしか分からない。昔の裕翔くんを調べる前に、もっとその時の気持ちを大事に、大切に記憶して、できることなら記録しておくべきだったように思う。
 
 
掟上今日子の備忘録というドラマで、厄介が言っていた。
「いつも…名残惜しくなっちゃうんです。今日の今日子さんに会えるのは今日だけだから。」
別に今日子さんの記憶が1日で無くならずとも、この台詞は当てはまるんじゃないかな。
 
 
ピンクとグレーを撮影する前の裕翔くんに会えるのはピンクとグレーを撮影する前だけだった。学生として学校に通ってる裕翔くんに会えるのも、ストパー当てるのにはまってる裕翔くんに会えるのも、誕生日公演で泣く裕翔くんに会えるのもそのときだけだったのに。昔の裕翔くんのことをいくら調べたって、昔の裕翔くんを応援していたことになるわけじゃないのに。
 
ツアー、裕翔くんの誕生日祝ったけど、泣かなかったね。ストパーもかけなくなった?高校はだいぶ前に卒業して、学校のエピソードを聞くこともなくなったね。
あの時当たり前にあった裕翔くんが、今ではこんなに懐かしいなんてびっくりだ。もっとちゃんと見とけばよかった。
 
 
でも、もしかすると、これからずっと裕翔担を続けていくと、将来の私は「22歳の頃の、特にピンクとグレー公開直後の裕翔くんは最高に良かった」って言い出すかもしれない。こうやって、今の裕翔くんから逃避して、あの頃の裕翔くんを懐古してることをまた後悔するかも。いつも私は今の裕翔くんの大切さに気付けない。
 
単独カウコンを終えて間もない裕翔くんも、ピンクとグレーで番宣に出まくる裕翔くんも、バレリーノでターンを披露する裕翔くんも、そしてそんな裕翔くんを応援する私も、今しか無いっていうのに。
 
だから、まぁ、懐古するのもほどほどにして、将来の私のためにも今の裕翔くんをしっかり応援しようとも思う。あの頃は接続の遅いガラケーしかなかったけど、今私の右手にはWi-Fiが使えるスマートフォンがあるわけだし。使いにくいモバスペにガラケーで文字を連打しなくても、こうやってフリック入力はてなブログに長文が書けるわけだし。いつか今の裕翔くんが懐かしくなる将来の私のために、今の記録を残しておいてあげるのも悪くない気がする。
 
 
 
 
最近本当に、Hey!Say!JUMPは新規の人が増えていて、もっと前から知ってればよかったって言葉をよく目にする。けど、昔のことを調べたからって古株になれるわけじゃないし、後悔してもその時が戻ってくるわけじゃない。いつの自担が自分が1番好きだった自担になるかなんて分からないわけだし。
私は未だにあの頃の裕翔くんが好きで。あの頃の裕翔くんの写真を見るたびに、その時の気持ちまで思い出されて、「ああ、本当に裕翔くんが好きだったなぁ」と思うことがしばしばある。同時に、もうこれから、「あそこまで裕翔くんを好きだと思うことなんて無いんだろうなぁ」とも思う。でも、当時は全然そんなこと考えもしなかった。
 
なにかきっかけがあったわけじゃない。応援していくにつれて、裕翔くんの仕事が増えていくにつれて、なんとなーく気持ちが変わってきただけだったからなぁ。
 
だから、うん。やっぱり、今の自担を大切にしたほうが良いと思う。自分がファンになる前の自担じゃなくて、自分が全力でリアルタイムで応援できる自担を。昔のことばっかりに気を取られて、今の大切な自担を見逃すなんてことがないように。
 
 
私は今の裕翔くんのこと、あの頃の裕翔くんほど好きにはなれない。でもそれでも、好きだし。全然自担だし。担降りする気もヲタ卒する気も起きないし。いつか1番好きな裕翔くんが今の裕翔くんになるかもしれないし。そんなことは今の私には分かんないし。今の裕翔くんを応援できるのは今の私だけだし。
将来の私が後悔しても遅いって、イヤってほど分かってるから。私も今の裕翔くんをしっかりと応援していきたいなと思う。覚えておきたいなと思う。
 
 
なんたって、今日の裕翔くんに会えるのは今日だけだからね。
 
 
 
 
 
 
 
おわり。