ファンサマシーンにスタンド最前でシカトされた話

みんなー!ファンサもらってるかー!私はもらってないぞー!イエーイ!団扇作った努力も水の泡だー!ガハハハ!

 
まぁ別に今回のツアーは席も席だったのでもらえなかったのは当然みたいなところはあります。広島どっちかはくれてもよかったと思うけどね!アリトロ真横だったのにね!団扇がんばったのに!けれど気にしません。そうです。気にしないのです。なぜなら私は
外周ありのスタンド最前でシカトされたことがあるから!!
 
そう、それは忘れもしない2013年の全国へJUMPツアー、通称矢印魂でのことでした。
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まず、チケットがスタンド最前な時点でめちゃくちゃ団扇張り切りますよね。何枚ファンサ団扇持っていくんだってレベル。そのときにかなり新しくファンサ団扇作りました。だって自担はファンサマシーンですよ?スタンド最前とか、その場にとどまってくれさえすれば結構ファンサもらえるもんだと思いますよね。しかも裕翔くんはスタンド最前めっちゃ構ってるイメージありますし。裕翔くんの団扇持ってるんだし、最悪一回ぐらいはお手振りなんか反応してくれるだろうと思っていました。そう、そんな期待を持つから悲しいことになるのです。
 
とりあえず会場に入ると、スタンド最前初めてで、席に着くとあまりの近さにびびる私。ほんとにこんな距離にメンバーがくるのか?と。半ば信じられない気持ちでコンサートが始まりました。
 
近くの他メンより遠くの自担派な私は、他メンにしゃしゃるどころか近くにきたかの記憶もあんまりありません。ずーっと双眼鏡で裕翔くんを追っていました。すると始まったのです、外周のファンに手をばーってタッチしていくやつが!(あれ正式名称ありますか?)このままいけばファンサよりタッチ優先と考えた私は団扇をしまい、「ちょ、このままいくと裕翔くんとタッチできる!?ちょ、え!?」と興奮しまくりでした。近づいてくる裕翔くん。タッチし終わって興奮冷めやらぬ大勢のファン。席移動する山田担。待ち構えて動く沢山の手。あらゆるものがスローでした。そして、手を出す私。あと少し、あと少し…。ついに一緒に入っていた右隣の知念担の友人とも裕翔くんはタッチしました。次は私…!しかしそこで裕翔くんの動きがピタッと止まります。そこにはくるっと体を翻し、アリーナの方を向く裕翔くんがいました。
右隣で興奮して「タッチした!?タッチした?」と聞いてくる知念担。状況を把握し哀れみの目を向けてくる左隣の山田担と知念担の双子ギャル。まさかの事態に放心状態の私。
 
知念担の友達は私がタッチできなかった旨を話すと、とても気まずそうでした。なぜなら既にその子は知念くんにファンサをもらい知念くんとタッチまでしていたからです。全て運と分かっていながら私は泣きそうでした。しかしめげません。まだファンサ曲は終わっちゃいねえ!私は次に裕翔くんがやってくる機会を虎視眈々と待ち構えていました。そして、裕翔くんがこっちに来ていることが分かったとき、叫びました!「ゆうとー!!ゆうとおおおー!!!」
この時既に2回目のファンサを知念くんにもらっていた申し訳無さからか、横で知念担の友達も普段そんな声出さないだろって声量で「ゆうとおおおー!!!」と叫んでくれました。いつのまにか2人のギャルも協力してくれていました。4人で叫びます。「ゆうとおおおー!!!!」
今度は左側からきたから裕翔くん。他のファンに構いすぎて時間がなくなったのでしょう、私達の叫びも虚しく、目の前でガンダッシュきめていきました。裕翔くんに甘い私でも、流石にこの時ばかりは「颯爽と走り去る裕翔くんもかっこいいなぁ」などと流暢なことも言ってられません。メンタルやられました。なにより構ってたファンが他担だったことが辛かったです。私は一切他メンにしゃしゃらず、そのメンバーが自分のファンに構えるようにしているというのに、なんだこの仕打ちはと。じゃあお前も他メンにしゃしゃれよって感じですよね。ハハハ。
 
なんですかね、近くの同担にもってかれるのはまだ全然分かるんですけどね…他担とマナー違反にもってかれるのはキツイですね。裕翔くんは目立ってれば基本目に付いた団扇にファンサするので、席移動だろうがなんだろうが、他担の頭の上までたかーーーくあげた規定外団扇でもそりゃあばんばんファンサするわけですよ。そのとき今ほどマナー良くなかったし。
 
まぁそんなこんなで、一緒に入った知念担はファンサ2回もらい、裕翔くんと知念くんにタッチし、私は何ひとつ収穫のないままスタンド最前の一部が終わりました。これは死にたい。
 
 
そして二部。二部はアリーナAブロで、メインステから何列目だろう…結構離れてたと思います。一応アリトロが真横にくるものの、あと2番早ければ花道横だったこともあり、また、スタンド最前であのザマでは埋もれアリーナでファンサもらえるとも思わず、私は最悪な気分でした。右隣は一部と同じ友達の知念担で通路横です。アリトロきたときだけ代わればいいやぐらいに思ってました。
しかし、途中で事件は起こります。なんと暗転してJUMPが移動する際、メインステからセンステまでの移動で、裕翔くんがそこの通路を走っていったのです。もちろん通路横の知念担は裕翔くんに触れたようで、私はひたすら何故自分は通路横に座らなかったのかを考えていました。(一部のショックがでかすぎて何も考えれないバカだったからです。)
ですが、アリトロ!アリトロは神がおりてきました!むしろ執念…。今度は左隣の山田担の双子ちゃんも協力してくれて、ハッピーバースデー裕翔の団扇に頷き、くるっと裏返したロウソク消してのケーキ団扇に向かってふーっとしてくれたのです。このときばかりは「こっちが誕生日祝ってるのにファンサというプレゼントをくれる裕翔くんはやはり天使では?」などと考えいたものです。そう、このときまでは。
 
しばらくすると、メインステでゆとゆりちゃんがわちゃわちゃしていました。そこそこ距離はあるものの、私達はこれはチャンスだ!と思い、名前だけ違うけど、フォントも色もレイアウトもお揃いで作った「◯◯って呼んで」団扇を出しました。似た団扇を2人で持つことで目立つとふんでいた私達は必死にアピールをしました。すると気付いた知念くん、まず、一部はあっちにいたよねみたいなジェスチャーをしたあとに、知念担の友達の名前を呼びました。めっちゃ長かった…。なお裕翔くんはフルシカトのもよう。私は「知念担になったら幸せなのかな?」などと考えていました。
 
そして、知念担だけファンサをもらったために、その団扇をお揃いで出し続けることができなくなったので、私は「エアハグして」団扇を出しました。なんか知念担も違う団扇を出してた気がします。ええ、出してすぐしてもらいましたよ、エアハグ(一瞬)。でもジェスチャーからの名前呼びを真横で見たあとのエアハグ…後にも先にもここまで沸けないファンサはないと思いました。自分でエアハグ団扇出しときながら、「これだけかよ」って。しかもこの間にも友達は知念くんになんか反応してもらってた気がします。すかさず私もまた別の団扇出しました。どんな団扇か忘れたけど。だって、裕翔くん完全にその団扇見てるのにシカトするんだもん(泣)目が「お前にはさっきエアハグしたからもういいだろ」って言ってるもん(泣)ジャニオタじゃない人からしたら、気付いてないだけじゃんって思うかもしれないけど、ジャニオタなら分かりますよね?あの団扇を完全に見てるくせにあえてシカトする感じ!!!!裕翔くん手当たり次第ファンサするのに意外と同じ人にはしないようにしてることを学びました。記憶力いいね…。 
 
こっちとしては、正直、一部であんな扱いしといてなに?って感じだし、知念くんは両部とも神対応なんですけど??は???と思ってました。若かったね。ずっとイライラしてて、そしたらコンサート終わってました。ははは。今思えばそんなこと気にせずにコンサート楽しめよって…。
 
 
まぁ、確かに私は二部でファンサを二回貰うことができました。通常ならとても幸せなことです。ですが、幸せは相対評価だと改めて感じたのがそのときでした。帰りのバスの中、じゃんけんしてやジェスチャーと名前呼びやその他諸々を嬉しそうに話す友人を横に、私はロウソクふーとエアハグの話を進んでする気にはなりませんでした。虚しかった…。あんなに虚しいことはなかったです。しかもスタンド最前でガンスルーされまくってたのが本当に精神にきてたんだと思います。でもTwitterには強がって「ファンサもらえた。・°°・(>_<)・°°・。裕翔くんありがと(>_<)♡」とか書いた気がします。たぶん。
 
こんな扱いされても私はまだジャニオタ続けてるし、知念担の友達はsmartでオタ卒しました。ジャニオタはほんと分かんねえな。まじで分からない。ちなみにその友達は別に認知でもなんでもないです。
 
しかし、この経験のおかげで、ファンサがもらえなくても「あの時よりマシ」と思えるようにもなったのも事実です。ファンサ貰えても虚しかったのですから。今回もファンサ貰えなかったけどあの時のどん底の気持ちと比べれば本当にへっちゃら!!あと、良い席でも過度な期待をしなくなりました(笑)
 
こんな記事書くとファンサ反対派みたいですけど、私ファンサめっちゃ賛成派ですからね!ファンサ大好きマン!パフォーマンスだけで魅せろとかうるせー!って感じです。ファンサしろファンサ!!なんかもうHey!Say!JUMPにはファンサしまくるグループでいてほしいですね。裕翔くんと知念くんの高速ファンサ芸まじで面白いよ。みんなトロッコ乗ってる裕翔くんと知念くん見てみてね。
 
以上、スタンド最前でファンサマシーンにシカトされた話でした。
 
おわり。